被害の実例から探る!
事業者向けテナント総合保険「お店のあんしん保険」のメリット
損害賠償責任
2018.02.27
店舗経営にはさまざまなリスクが潜んでいて、時には想定外のトラブルによって事業継続が困難になるケースもあります。
しかし、目に見えないリスクへの対策は後回しになりがちで、「自分は大丈夫」と店舗保険の加入をためらう方もいるようです。
では実際にトラブルが起きたら、どのようなリスクが発生するのでしょうか。ご相談いただいた事例をもとに、防げるリスクを考えてみましょう。
とある飲食店で、お客さまに提供した食べ物が原因で食中毒が発生し、数日間の営業停止処分を受けてしまったとします。さらに、お客さまは入院してしまい、入院費用などの損害賠償責任まで背負ってしまったとしたら――。
目次
店舗保険に加入していれば、営業停止処分を受けた場合の休業リスクがカバーされます
営業禁止・営業停止などの行政処分を受けると収入が途絶えてしまうばかりか、営業停止期間中の家賃や人件費などの支払いが大きな負担になります。
そこで、事業者向けテナント総合保険の業務リスクの補償では、食中毒の発生もしくはその疑いで行政機関から営業停止などの行政処分を受けた場合、営業停止期間1日あたり20万円を「食中毒見舞保険金」としてお支払いしています。
※1回の事故につき100万円が上限となります
店舗保険に加入していれば、お客さまへの損害賠償責任が幅広くカバーされます
食中毒が発生すると、お客さまの治療費や入院費用、慰謝料などの損害賠償責任が生じます。
そこで、事業者向けテナント総合保険の業務リスクの補償がご用意しているのが、お客さまへの損害賠償を幅広くカバーする「生産物賠償責任保険金」。所定の保険金額を上限に、お客さまにお支払いする損害賠償金や、示談交渉費用、争訟費用などをお支払いします。
このほかにも、店舗経営にはさまざまなリスクが潜んでいます
店舗経営ではこのほかにもさまざまなトラブルが発生する可能性があり、想定外の損害賠償責任を負うケースもあります。別のトラブル事例から、それぞれに対応した店舗保険を確認していきましょう。
Case1店舗に空き巣が入り、盗難被害にあってしまった……
事業者向けテナント総合保険の業務リスクの補償の「設備・什器等保険金」から保険金が支払われます。
設備・什器等保険金では、火災や落雷、漏水、水災、盗難などで設備や什器に損害が生じた場合、所定の保険金額を上限に補償します。
Case2スタッフが接客中に飲み物をこぼし、お客さまがやけどをしてしまった……
事業者向けテナント総合保険の業務リスクの補償の「生産物賠償責任保険金」から保険金が支払われます。
生産物賠償責任保険金では、食中毒といったお客さまへの提供商品に起因する事故だけでなく、飲食業務を提供する過程で生じた事故などへの損害賠償や示談費用、争訟費用なども補償しています。
Case3お客さまを無銭飲食と間違えてしまい、損害賠償責任を負ってしまった……
事業者向けテナント総合保険の業務リスクの補償の「人格権侵害賠償責任保険金」から保険金が支払われます。
人格権侵害賠償責任保険金では、お客さまを不当に拘束して自由の侵害や名誉を棄損するなどして生じた損害賠償責任や、解決に必要な示談費用や争訟費用なども補償します。
Case4厨房で火災が発生し、大家さんにテナントの修理費用を弁償しなければならない……
事業者向けテナント総合保険の業務リスクの補償の「借家人賠償責任保険金」から保険金が支払われます。
借家人賠償責任保険金では火災だけでなく、給排水管のトラブルによる水漏れ事故などで借りている建物に損害を与えてしまった場合でも、大家さんに対する損害賠償責任を補償します。
Case5店の看板が強風で飛ばされ、通行人にあたってけがをしてしまった……
事業者向けテナント総合保険の業務リスクの補償の「施設賠償責任保険金」から保険金が支払われます。
施設賠償責任保険金では、フロア内で発生したお客さまの転倒事故など店舗の内外を問わず、店舗設備の欠陥や管理ミスに起因して発生する損害賠償責任を幅広く補償します。
このように、店舗経営にはさまざまなリスクが潜んでいます。想定外の事態で第三者に損害賠償責任を負ってしまうと、事業の継続が困難になるケースも……。
事業者向けテナント総合保険では、ご契約者さまの店舗経営発展のため、業態に応じてきめ細やかに対応するテナント保険をご用意しています。
テナント保険を上手に活用して、「安定した店舗経営をしたい」「リスクへの不安から解放されたい」「スタッフに安心して働いてもらいたい」といった経営課題の解決を目指しませんか?
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